「年末年始、どうしよう?」
妻からの相談。要は「実家に帰るか、帰らないか」の話です。
我が家は毎年、年末年始は必ず長野県松本市の(妻の)実家に帰省しています。私の実家は福井県福井市ですが、妻の実家も一人で何度も泊りに行ってるくらい「自分の実家」感覚なので、子供たちも「実家」と言えば松本のことを指すようになっています。
ちなみに子供たちは、
・出生地は松本
・本籍は福井
・育ちは伊丹
ということで「はて?彼らの認識する”故郷”はどこなんだろ?」と思って聞いたことがありました。彼らの答えは「伊丹の子」でしたね。
で、帰省の件。
私の意見は「やめとこう」なのですが、今年が長女の中学卒業/高校入学、長男の大学進学(と言っても付属高校なのでエスカレーター)があったことの報告が全くできていないことで、やはり妻は帰りたい気持ちが強いようです。
「ここは実家に聞いてみよう。」
ということで電話。
結論から言うと「帰ってこない方がいいね」との返事でした。
私たちは全国的に見ても感染が拡大している地域に住んでいること、そして地方とは意識に乖離があることを改めて認識しました。新型コロナウイルスによって壊されたのは経済だけじゃない、経済を介さない「他者との交流」も壊されているのだな、と。
このサロンメンバーさんは全国から集まっていただいています。当然都市部の方もいれば地方都市、また郡部の方もいることでしょう。都市部、特に東名阪以外の方からすれば「大阪大丈夫?」ということなのだと思います。たしかにここ最近の大阪は人口比で東京を超える感染者数の拡大が続いています。
それでもここに住む以上、この環境で前を向くしかないです。
手洗いうがい、マスク。
感染しない、させない注意。