国内総生産と、景気について書いてみました。
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国力を比較、計測するにはマクロ経済学の「国内総生産」を用いる。計算式は以下のとおり。
Y=C+I+G+NX
Y 国内総生産
C 個人消費
I 設備投資
G 政府支出
NX 純輸出(輸出ー輸入)
2018年まで続いた好景気はI(企業が使うカネ)とNX(輸出の売上)がけん引して、C(消費者)が低調な分をカバーして作られていた。これによりY(国内総生産)が伸びるという図式。ゆえに「実感の乏しい、景気拡大局面」だった。
いま、当然輸出(NX)は✕。
企業の設備投資(I)についても先行指数が軒並み低調であり企業は投資(新規採用含む)を控える傾向が見て取れるので、この先の伸びはない。
CもIもNXもダメならどうするか。
いや、まだGが残っているではないか。G、すなわち政府支出である。
ということで自治体さん、おカネください!
(>_<)