パチンコ店のポータルサイト最大手の「p-world」の登録店舗数がついに7千店台になった。
2017年初頭に1万店台を下回ってからわずか4年で市場規模を2割減らした事になる。
また、パチンコ台メーカーも軒並み減収減益を発表し、パチンコ業界の先行きは暗いものとなっている。
コロナ禍が続く以上、市場の縮小は仕方がない部分もあるが、気になるのは統合型リゾート(IR)整備推進法案を推進するために、特殊景品の廃止するという改正法案が現実味を帯びてきていることである。
我が国の経済成長を維持するためという名目のIRを成功させるためにも、法律的にグレーな換金行為は撤廃されなけれならないだろう。
また、パチンコ業界が一枚岩となって勧めてきたはずの旧基準機の撤去が進んでいない。
昨年、休業要請を無視して営業を続けたパチンコ店が続出したように、警察等関係各機関の要請がまったく意味をなさないのであれば、法的に厳しく締め付けられる期間が続くだろう。
まともに機能しない業界団体が、業界そのものを破滅に導いていると言える。
なお一層の健全化を進めて行く以外、パチンコ業界に未来はないだろう。
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インターネット(5ch)で見つけた記事です。(リンク先がないので元記事がどこに掲載されているのかがわかりませんが)
実際にP-worldは「7,999店舗」となっていますね。(’21.2.10現在)
https://www.p-world.co.jp/index.html
私がP業界に入った1995年、店舗数は18,000店舗とされていました。「ファン人口3,000万人、30兆円産業」の時代です。
それから時は流れて26年。
店舗数は半分(※P-worldではなく実店舗数)、ファン人口は1,000万人で売上は20兆円を割り込むという縮小業界となってしまってしまいました。
私が大学時代のパチンコは1万円札1枚で長時間遊べました。といっても持ち玉で長くではなくラッキーナンバー制で何度も交換して交換所に行き、またそのお金で再挑戦、うまくいけばラッキーナンバーを引いて持ち玉で粘るというものです。
いま、いったいいくら持っていけば安心してパチンコができるでしょうかね?
3万?5万?
そりゃ、多くの人は1円パチンコに流れるはずです。
「玉利が30銭だ、20銭だ」という結果論の数字よりももっと大切なことがあるんじゃないかなと思います。